このブログ「Unload Life」をはじめるにあたって、まず自分が何を書いていくのかを整理しておきたいと思った。
テーマは大きく4つある。ミニマリズム、AI活用、学び直し、そして創作だ。ただ、これをバラバラに並べてしまうと、ただの雑記ブログになってしまう。だから最初にはっきりさせておく。
このブログは、暮らしを軽くして、自分を立て直すための実践記録だ。4つのテーマはすべて、その一本の軸につながっている。
ミニマリズムは、面倒くさがりのための設計術
「ミニマリズム」と聞くと、なんとなく修行っぽいイメージを持つ人が多いと思う。物を持たない、節約する、SNSを断つ、人付き合いも最小限にする。そう書くと、何のためにそんな生活をしているんだと思われても無理はない。
でも、僕のミニマリズムの動機はもっとシンプルで、要は面倒くさがりなのだ。
物を減らすのは、選ぶのが面倒だから。行動をルーティン化するのは、毎回考えるのが億劫だから。使うものを定位置に置くのは、探したくないから。そう考えると、ミニマリズムって別に苦行じゃない。むしろ、毎日の摩擦を減らすための設計術に近い。選択肢が少ないほど、動きやすい。
情報に関しても同じことが言える。昔はウェブサイトで情報収集していた時代があって、あの頃は自分から見たいサイトを選んでいたのでよかった。でも今はSNSがある。SNSの全てが悪いわけじゃないけど、流れてくる情報を受け取りつづけていると、自分が何を求めているのかわからなくなってくる。正解を探してタイムラインをスクロールし続けるような時間が、いつの間にか癖になっていた。
だから情報のミニマリズムも、今の自分には必要な実践だと思っている。自分から選ぶ情報だけを取りにいく。それだけで、頭の中がずいぶん静かになる。
このブログでは、実際に試していること、失敗したこと、うまくいったルーティンなどを書いていく。ミニマリズムのきれいな理想論より、面倒くさがりが実際どう動いているかの方が、自分には合っていると思うからだ。
AIは、思考を整えるための壁打ち相手
このブログでAIの話をするとき、「AIが仕事を奪う」とか「AIでこんなに稼げる」みたいな話はほとんどしないと思う。僕がAIに興味を持っているのは、もっと個人的な理由で、自分の考えを整理するための壁打ち相手として使えるからだ。
誰かに相談したい、背中を押してほしい。でも、人に聞くのは気を使うし、ネットに投げるのも怖い。そういうとき、AIはかなりいい。答えをそのまま鵜呑みにするわけじゃなくて、「こういう選択肢があるよ」「こういう観点はどう?」と返ってくるやりとりの中で、自分の考えが整理されていく感覚がある。
たとえば、ブログの記事構成を整理したり、仕事の返信文を整えたり、応募するか迷っている求人の条件を一緒に確認したりする。自分ひとりだとぐるぐる考えて終わってしまうことも、AIに一度投げると、判断材料が見える形になる。
見知らぬインフルエンサーの言葉を参考にするのとどこが違うんだと言われたら、そうかもしれない。でも、自分の状況を伝えながら対話できる点はやっぱり違う。最終的に決めるのは自分で、そのための材料を集める道具としてAIを使っている、という感覚だ。
AIのおかげで、ちょっとだけ行動が速くなった。決めるまでの時間が短くなった。それだけでも、十分大きな変化だと思っている。
学び直しは、AIを使いこなすためにこそ必要
「これからはAIが全部やってくれるから、勉強しても意味がない」みたいな話を見聞きすることがある。気持ちはわかるんだけど、僕はその考えにはあまり乗れない。
あるAI系のYouTube動画を見ていたときのことで、発信者がリアルタイム翻訳ツールを紹介していた。日本語で話すと、AIがすぐに英語で応答する。見ていて「すごい」と思ったんだけど、その発信者が「うん、何言ってるかわからないけどすごい(棒)」と言いながら少し困ったような顔をしていた。
この場面が、僕にはすごく刺さった。
わからないから、感動が薄い。自分に英語の知識があれば「おおっ!」となるはずの場面が、ただの「なんかすごいらしい」で終わってしまう。しかもAIが間違っていても気づけない状態でもある。
AIはあくまでツールだ。使う人間の知識や経験があってはじめて、その力が引き出せる。何もわからない状態で使えば、何もわからないなりの結果しか返ってこない。
だから、学び直しは続けている。AIに何かをさせるためだけじゃなく、自分がその分野を理解するために。知識があると、AIの出力を正しく評価できるし、指示もうまくなる。何より、自分で理解していることの楽しさは、AIには代替できない。
このブログでは、学び直しのプロセスや、AIと学習を組み合わせた試みなども書いていくつもりだ。
創作は、好きという感覚を失わないための時間
実はここまで書いてきたことに加えて、ほぼ毎日イラストを描いている。これは仕事でも副業でもなく、ただの趣味だ。
やっていることを全部並べると、アルバイト、副業のクライアントワーク、このブログ、複数のゲーム、読書、瞑想、勉強、イラスト。ミニマリストを名乗っておきながら、正直やることは全然少なくない。でも、一つのことに集中するより、複数を切り替えながらやる方が長続きする体質なので、それでいいと思っている。
その中でイラストだけは、生産性を一切考えない時間として確保している。上手くなれているかどうかよりも、描くこと自体が楽しい。気がつくと時間が経っている。そういう感覚がある時間を、意識的に守ることにしている。
うまくもない絵を続けることに意味があるのかと聞かれたら、あると答える。進歩している実感は、仕事での成果とはまた別の手応えがある。それが、疲れたときに立て直す力になっている気がする。
このブログで書いていくこと
ここまで読んでくれた人には、大体伝わったと思う。
Unload Lifeは、「暮らしを軽くして、自分を立て直すための実践」を書くブログだ。きれいな正解を並べるつもりはなく、自分が実際にやってみた話、うまくいった話、失敗した話を書いていく。
ミニマリズムで暮らしの摩擦を減らし、AIで思考を整え、学び直しで知識を積み上げ、創作で好きという感覚をつなぎとめる。この4つは、別々のテーマではなく、ぜんぶ「自分をちゃんと動かし続けるための実践」として自分の中でつながっている。
大げさな成功話や、理想論的なライフスタイル提案ではなく、面倒くさがりで、迷いが多くて、それでもなんとかやっていく人間の記録として続けていきたいと思っている。
そんな記録を、ここに少しずつ残していく。
暮らしを軽くしながら、自分を立て直すために。
